讃岐うどんの生地作り
讃岐うどんを作る材料は、小麦粉と食塩水だけです。あと、打ち粉として片栗粉かコーンスターチを用意します。大体小麦粉100グラムでうどん一人前と考えれば大丈夫ですので、5人前なら小麦粉500グラム、10人前なら小麦粉1000グラムとなります。小麦粉は中力粉が最適です。
食塩水は小麦粉の重量の46％くらいが適当であるといわれています。したがって、小麦粉を1,000グラム使用する場合は、食塩水は460グラムということになります。食塩水の濃度は、塩が10％で水が90％と覚えておけば大丈夫です。
大き目のボウルに小麦粉を入れ、そこに食塩水を注いでいきます。小麦粉と食塩水を合わせることを「水回し」と呼んでいます。指を熊手のように広げて、粉と食塩水と空気がよく混ざり合うようにしながら、粉を下から上へと縦に混ぜるようにすると良いでしょう。乾いたところが出来ないようによく混ぜ合わせたら、適当にまとめてひとつに丸めます。
まだボソボソとした状態です。それを厚めのビニール袋に入れて足で踏んでいきます。かかとに体重を乗せて5分～7分くらい踏みましょう。途中で何回か折りたたんでは足踏みを繰り返します。こうすることでコシが強くなるのです。たたむ時に中に空気が入らないように注意しましょう。足で踏んでは伸ばし、たたんでは踏んでを繰り返していく内にだんだんと生地がスベスベした感じになっていきますので、それまで頑張りましょう。